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葉巻タバコの容器(木箱)に使われる装飾(外箱・内箱)
- 約150年から100年ほど前がピークで当時の葉巻タバコの宣伝装飾は現在のような単なる紙に印刷した物ではなく石に同じデザインの物を幾つも彫刻をした物を使いました。一般には8-11色ですが中には13色の物が有りますので大変な作業でした。使用される石の大きさは厚さが75mm-100mmで15cmI20cm〜112cmI158cmと言う大きな石で重い物では272キロも有りました。作業は特殊な技術を持った沢山の人達が従事しました。即ち色が多いほど同じデザインを石に細かな彫刻を施して作るのです。Cigar
Labelの場合はストーンリソグラフィーと言って上下凹凸状の大きな石の彫刻板をプレスして作りますのでラベルには凹凸があります。当時は金が簡単に手に入った為24Kの金を粉末にしたりブロンズや金箔にした物をふんだんに使用して鮮やかなラベルを作り葉巻タバコの箱を魅力ある物にして各ブランドの葉巻タバコの宣伝として広く使われ親しまれました。
現在は単なるカラー印刷したフラットなラベルを外箱,内箱に貼り付けています。現在同じ手法で此のラベルを製作するとなると余りにも手間が掛かる為に費用が莫大となり先ずは不可能に近いと言われています。当時でも此の彫刻板は技術の結晶であり大変高価な物でした。
弊社では珍しいラベルを沢山用意しています。
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