 ログハウスは長い歴史をもっていて(一説には紀元前1500年に最初のログハウスが建設されたらしい）、その間自然愛好家たちの人気を保ってきました。日本でも8世紀に日本最古のログハウス、正倉院（奈良県）が建てられています。現在ログハウスは、ファミリーホームとしてだけでなく、都会のレストラン、オフィス、クリニック、リゾートの別荘、趣味・娯楽・アウトドア活動の拠点、さらには倉庫として幅広く活用されています。
自然の材をふんだんに使ったログハウスは、自然に最も近い建築物と言われています。それゆえ、”生きて”います。従って、ペットをケアするのと同様にログハウスもメンテナンスが必要ですが、それもログハウスの醍醐味の１つになっています。最近では、マシーンカットやポスト＆ビーム（Ｐ＆Ｂ）と呼ばれる比較的メンテナンスの必要が少ないタイプが話題を呼んでいます。
ログハウスの耐久性、調湿性、断熱性はすでに広く認められておりますが、それだけでなく人に優しい”エコロジカル”な魅力も持っています。樹木に囲まれた空間に身を置くことで、人間の体は自然とリフレッシュされます。木には紫外線や騒音を吸収する力があり、目や耳への負担は解消されます。また、木の香ばしい匂いは気分を爽快にしたり、疲労回復、殺菌の効果があり健康的。さらに弾力性のある木を壁や床に使えば疲れはたまりません。このように、ログハウスは健康的で非常に生活しやすい住まいです。我々も自然の一部であるということを考えれば当然の結論と言えます。 |
